皆さま本日は お忙しい所 ようこそ お出で下さいました 大変ありがとうございます 私ども スプリームマスター チンハイ インターナショナル アソシエーションは マスターチンハイの 理念に基づき 主に次のような 三つの活動をしている 非営利団体であります まず メディテーション すなわち 瞑想をしております これは自分自身の 内なる光と音に 瞑想をすることにより 精神の統一 情緒安定を図り 潜在能力を 開発するためです
また 菜食 ベジタリアンの実行と 促進に努めております これは殺生を無くす すなわち 生きものを 殺す事をやめるという ことを通して 生命の尊厳を自覚し 地球の生態系を 保持しようという 願いからです そして 愛と平和の 心を養い 人と人との争いを 戦争無くしたい という願いからです 更に 国際的な人道的 慈善活動を やっております 世界各地の貧しい人々 恵まれない高齢者 身体的 知的障害者 難民 地震 洪水の 被災者などへの 援助活動を しております
今日 世界の様々な 階層の人々 様々な宗教背景を持つ 何百万の人々が マスター チンハイの 教えに意義を見出し 世界中のほとんど 全ての国の 一千カ所にも上る メディテーション センターが出来 活動しております 本日お出で頂いた 皆様は 在世の明師 すなわち 生きているマスターの お話を聞くという 大変得難い機会に 恵まれた方々です 二千年前に イエス キリストの お話を 直接 聞かれた方々 二千五百年前に お釈迦様のお話を直接 聞かれた方々と同様 大変恵まれた方々です
それでは次に 私ども修行仲間の体験談を ご紹介させて頂きます 会場の皆様 こんにちは 本日マスター チンハイの講演を ここ日本で皆様と共に伺えますことを 心から嬉しく思います 私は一九九五年の秋に 印心を受けました 印心前の私は 仕事 友人 金銭 その他何も不自由なく 平凡な日々を 過ごしていました しかし 人前では 明るく振舞う一方で 心の中は暗く 不満ばかりを 家族に ぶつけていました いつも私の事など 誰にも分らないと思っていて そんな自分が 嫌いでした
日々に何か 物足りなさも 感じていました ある日 友人に スプリームマスター チンハイを 紹介されました 早速 家に帰り ブックレットを 読みました 菜食が体に良いのは すぐに解りました しかし 目に見えない 世界のことは 正直 半信半疑でした けれども上手く 言葉には出来ませんが 何か心の深い所に 触れるものがあり これをするしかないと 直感的に感じるものが あったのです それから 三カ月の菜食を経て 印心を受けました
印心とは 内在の 宇宙パワーと魂が マスターの慈悲と パワーで 直接つながる瞬間です 真の誕生の瞬間です この日以降私の日々は 変化し始めました 私に起こる全ての事が 自分を知り欠点を改め 向上の機会であると 気づいたからです 気づいたからです 時には 現実から 目を背けたいことも ありますが そこから 逃げ出せない自分に なりつつあります これは 印心前にはなかった 私の長所となりました マスター チンハイの 無償の愛に生きる姿を 手本とし 観音法門を修行する中で 恵まれない人に 手を差し伸べ 人の苦しみを 自分の痛みとして 受け止めることも 教えられました
一年程前 大きな交通事故に 遭いました 急カーブを 対向車線から 猛スピードで 突っ込んできた車と 正面衝突をしたのです 双方の車は大破 廃車となりました しかし私は 軽い打撲傷しか 負いませんでした 状況から見て これは奇跡としか 言いようが ありませんでした 十日後大した後遺症も なく 参加できた ロサンゼルスの リトリートで マスターにお会いして なぜ自分が 救われたのか 解りました 慈悲深いマスターの 姿に 涙がいっぱい こぼれました
全てが内在の 問題なのだと 改めて教えられました 今 日々明るい 光の方へと導かれて いるのが分ります これは目には 見えませんが 何ものにも替え難い 私の最高の宝物です 皆様のお探しの宝物も 本日 ここで 見つけられますよう お祈りしております 有難うございました 本日はスプリーム マスターチンハイの 講演会に このように 大勢の皆様に お越し頂いて本当に ありがとうございます 僭越とは存じますが 観音法門の修行を始めて 五年半が 経過しておりますので その間の体験を ご紹介させて 頂くことになりました
私は 理論物理の研究に 従事しております 修行を始めて 三年ほど経過した 時点で その成果が 研究の上にも はっきり現れるように なりました その当時 抱えておりました 難問がスルッと解決し 数年間 書けなかった 論文が再び 書けるように なりました 未だにそそっかしい 所は相も変わらずで 日常よく 失敗しておりますが それでも ここぞという時には しっかり乗り越えていけるのには 本当に自分でも 信じられない程 不思議です 昨年暮れから 新年にかけて ミレニアムを祝う 国際禅会がありまして 一万人近い修行者が マスター チンハイの 下に集まりました
私は40歳過ぎて 習い始めましたので 技術的には まだまだ 未熟なのですが その 大観衆の前で単独で 琴の演奏を立派にやってのけ 外国の方々から 大変喜んで頂くことが 出来ました このような現世 ご利益的なことは 色々ございますが 私が修行の道に入って 最も良かったと 思えることは マスター チンハイの 教理を学び 瞑想の 修行をすることにより 科学を志す者にとって 宇宙の真理に辿り着く 正しい道筋を 歩んでいける という点に あります
私は 宇宙とは何か 生命とは何か 人間とは何かという 宇宙の根源的な問題に 対する答えは 科学の研究を 究めて行けば 得られるものと 思い込んで 科学の道を 志したのですが 実は そうでは ありませんでした 最近 宇宙の果てが 分るのではないかと 期待して ハワイのマウイ島に ハッブル望遠鏡が 設置されたり タンパク質の 構造を解明すれば 生命分子を 理解できるのでは ないかと期待して 莫大なお金を投じて 巨大な施設が 横浜に 造られたり しています
しかし現代の 先端科学はこのような 問題に対し いささか 見当違いの方向を 向いているようです マスターチンハイは 昨年のイタリア講演で 質問者に対し 生命現象は タンパク質で 代表されるような 物質ではなく エネルギーであると 答えています このような宇宙の 根源的な問題の解答が 古代の経典の中に あるいは 修行者自らの 瞑想の体験を通して 得られるということは 私にとっては 非常な驚きであり また喜びでもあります マスターに 感謝しております
日本は現在 経済面でも 科学技術の面でも 世界のトップクラスを 走っており ひたすら 物質文明の 牽引者の役割を 果たしてきましたが 二十一世紀は 精神文明の時代の 幕開けを迎えなければなりません 物質文明から 精神文明へと 方向転換を遂げ 地球の進化を 促進して いくために お一人でも多くの方々が 観音法門による修行の道に つかれますようにと 願ってやみません どうぞよろしく お願い申し上げます ご清聴ありがとうございました
ご機嫌いかがですか そちらは快適ですか(はい) そう いいでしょう 夕方の講演を 始める前に 少しの間 黙想して 日本の平和と繁栄 世界平和と 繁栄を祈りましょう 目を閉じて誠心誠意 祈りましょう また 世界の人々が 開悟し 永遠に幸福を 享受できますように 祈りましょう 皆さんの額の 中央に 集中すれば 神の光が見えます ありがとうございます 人間の体の中に あるもの 人間に存在するものが 皆さんは偉大だと 分らせてくれます 私達に内在するものを 見出すと 自分達が神から来た事 私達が仏陀だという ことがわかります
私達の中には この事を部分的に 見出した人もいます また 全部を 見出した人もいます 仏陀はそれを完全に 見出しました イエスもまた 完全に見出しました ムハンマドクリシュナ といった 多くの マスターも同様です 彼らが この事を 完全に見出した時 彼らは仏陀になり 完全に 開悟しました 彼らは神と 一つになり 自分達がどこから 来たのかが分り この肉体を 去った後 どこに行くのかも 知っています その時 彼らは 自分達の中に 仏性があると 言います
この肉体という寺院に 神が宿ると 言うのです 私達がこの 素晴らしい特質の 一部分でも 内在する素晴らしい 本性を見出したら より賢く より知的に より幸福に より平和で より愛深くなります 世の中には この偉大さの一部を 見出しました人も います それで 彼らは見出してない 普通の人々より 偉大になるのです しかし誰の中にも この偉大さは内在して おり この偉大さを 知ることを選べば いつでも あるいはこの偉大さを 利用したいと思えば いつでもそう出来ます あらゆる衆生の この偉大さ この元々の本性を 見出すためには ただ 正しい場所 正しい方法での 集中が必要です ありがとう この物質界の あらゆる事でさえ 私達が何かで 成功したければ 集中が必要です 日本人はこの事を 最もよく分かって いると思います 日本の会社の ほとんどが 社員をお寺に送り 禅の集中法を 学ばせます そうすれば 社員はより効率的に 働くようになります
日本は非常に稀な国の 一つです 一番で 唯一の国とは 言いませんが 内なる集中の力を 認識している 稀な国の一つです ですから日本は非常に 多くの面で成功して いるのでしょう しかし幸福でいるため より平和でいるために 幸福が 永遠に続くために 私達も集中をして より高い境界に 行かねばなりません 人生のより高貴な目的 宇宙の より高貴な智慧を 学ぶためにです そうすれば完全な 存在になれるのです 単にこの世で 「幹部役員」として 成功するだけでなく 聖人 仏陀になり 世界と宇宙を 加護するのです ちょっと 集中するだけで 人々は すでに この人生で 非常に成功します ですから もっと 集中すれば より深く 正しい方法で 集中すれば 私達は天国でさえ 成功するでしょう 私達は望めば いつでもこの肉体での 生を離れて 天国を 仏陀の王国を 訪れることができます そして再び戻って来て この惑星で私達の 義務を果たすのです 逆もまた同様です
常に私達はより知的で より成功している人を 羨ましいと思います たぶんそうした人々は 他の人達よりも 内なる智慧の使い方を より知っているのです ですから彼らはとても 知的でとても賢く なったのです そして内なる智慧を 使っていない 多くの人より より 速い問題の解決方法を 知っているのです ですから仏陀は 私達皆に自身の仏性を 私達自身の内なる 智慧を見出すように 勧めたのです だから 聖書には まず神の王国を 見つけよ さすれば 全ては汝に与えられる とあります 私達はいつでも この神の王国を 全てのマスターや 私達皆を偉大にさせる この仏性を 見出せます
なぜなら 私達は元々 偉大だからです 私は皆さんがいかに 偉大かどんなに偉大に なれるかを示すために 実はいかに元々偉大か 思い出せるように ここにいます 日本はすでに 科学技術の分野で 非常に成功を 収めていますが 私達がより賢く より愛深く より慈悲深く 地球と天国にできる 事で更に偉大に なれるのです 私達が宝を持っていて それを使わなければ 残念な事です 銀行にお金を沢山 預けていてその事を 完全に忘れていたら とても無駄なことです
私はただ皆さん自身に 内在するものを 示しているだけです 私は皆さんに何も 与えていませんから 費用を請求しません すでに皆さん自身に それは内在するので 認識するのは とても簡単です 誰かが皆さんに自身の 宝を見出す場所を 喚起しさえすれば 内なる神の王国の 見つけ方をたった今 少し示しました それぐらい 簡単です ただ目を閉じて 額の中央に集中し そこから皆さんの前に 現れるものなら 何でも その中心を まっすぐ見ます 内側でです 外側ではありません
皆さんはここで たった今でさえ 神の王国を享受 できるのです 皆さんが内側に見る光 内側に見る天国 内側に聞こえる 神の声 それこそが 皆さんの本性であり 仏性なのです それを望めば この惑星での時間を より有効に使いたい ならば毎日これを 享受できます もちろん 時々 心が不安定だったり 恐怖を感じたら 皆さんは内なる世界に 慣れていないですから 私に助けを求めても 構いません 心で呼びかけて下さい それで十分です 心の中で静かに 呼べば十分です そうすれば毎日 益々気分が良くなり よりリラックスし より幸せに感じます
仏陀やイエスに 助けを求められますが 万一彼らが遠い時は 私の方が近くにいます これはほんの一例です より深くより詳細に 知りたければ 外で名前を登録して 私達にお知らせ下さい そうすれば更に詳しく お教えします そうすれば自分で毎日 出来るのです 私達は必要ありません
痛い所を取り除ける メディテーション 方法があれば どのような種類の メディテーションか 教えて下さい すなわち より健康になる メディテーションに ついて教えて下さい
この法門は全てに 良いのです 皆さんが自分自身を 知れば 自分自身の パワーを知ればそれが 全てを癒すからです しかし もちろん 皆さんの 集中力 修行への 誠心誠意さによります 単に天国に行くのに 良いだけではなく 全てにとって良いです 菜食も皆さんを より健康にする
助けとなります ありがとう
私達が神の子であると 言うなら 人々が神の子だと 言うのであれば どのような使命で 私達はこの世に 生を受けたのですか またこの命が終わる時 どこに戻るのですか
私達は神を知るために ここに来たのです 自分自身を見るのに 鏡が必要なのと 同じです この偽の幻想の世界が 私達自身を映し出し 真我を知るために 私達には必要なのです 私達は天国から 神から来ましたし そこに戻るのです
マスターチンハイは 第三の眼が開いて 未来 過去の 両方が見えるのですか はい 仲間の多くも智慧眼を 開いています あなたが望めば私達に 加われますし智慧眼も すぐに開きます 未来や過去が 見える事は単に 自身にある能力の とてもちっぽけな 部分に過ぎません ところで 未来も過去も 存在しません 唯一あるのは 現在だけです 全てのことは同時に 起こります そして 異なる出来事だと見る 私達の能力ゆえに 私達は私達が 見るものすべてを 現在 過去 未来として 知覚するのです
だから選択があります 私達が開悟していれば 心地良いもの良くない ものを選べるのです 全体の光景から私達が 見たいものを 選ぶことができます 過去も未来も 存在しません この物質界にいる時 私達には時間という ものがあり そのメカニズムでは 一つのものだけ 一次元しか見えない 様になっています これこそがこの世界が 私達を騙してきた 理由であり 幻想が あまりに大きいので 本物を忘れさせます それが真の世界を再び 懸命に見つけようと 私達が努力できる 目的なのです
私は 元々人間には 第三の目があった事は 理解していますが それは退化して しまいました しかし私達自身の力で この第三の目を開ける ことは可能ですか ええ ええ できます ただその 方法を知るべきです 第三の目を開けると 利害損得があります 副作用があります ですから第三の目を 開けたければちょっと 情報が必要です 不快な副作用を 避けるためにです 私達はどこを見るか 自分達をどう守るか 見るべきものの選び方 そして何が本物かを 知らねばなりません その事を助けるため 私達はここにいます 自身で第三の目を 開けられます 私達は ただ示すだけです ありがとう