司会（オランダ語）：こんにちは洞察力ある視聴者の皆様、本日のヘルシーライフへようこそ。番組では欧州北西部の美しい国チューリップと風車、木靴で有名なオランダについてお伝えします。自転車やガーデニング、家族の絆の強さを含むこの国の人々の健康的な生活様式を取り上げます。

ナレーター（m）：オランダの子供達がまずすることは歩けるようになるやいなや、自転車の乗り方を学ぶことです。最初は補助輪をつけて、次に両親に支えられそして完全に一人で乗れるようになります。

司会：一九七○年代初頭、オランダ政府は自動車保有台数の増加が環境上でも安全面でも問題を引き起こしそうだと認識し始め、自転車に乗ることを推進し始めました。
そうして、政府の勤勉な努力を通して、オランダは一人当たりの自転車保有台数が世界で最も多い国になったのです。自転車の振興はオランダ国民の健康維持を助けています。オランダ運輸省の最近の声明文では、ティネケホイジンガはオランダ国民の事情をこう書きました。「通常自転車通勤している従業員は他の人よりも平均して一年で病気が一日少ない」
職場などの目的地への往復で、一日十五分少なくとも週に五日自転車に乗ることは、一年で５㎏程度の体脂肪を落とすと推測されます。

英国における研究で他の人々と比べて健康上明らかに下位三分の一だった人々が数カ月普通にサイクリングをしただけで健康上の上位半分に向上すると分りました。

ナレーター（m）： 千六百万の人口に対し、千八百万台の自転車を有するオランダは本当に自転車の国と呼ぶことができます。二○○八年には新車で一四〇万台以上自転車が売れました

その４７％が通勤や通学に自転車を使用しています。４０％が余暇の目的に使用し、１３％が買い物などで乗っています。学生が学校遠足に出かける際は普通自転車を使います。