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人生における三つの基本的な事 1/2 一九九五年十二月十日 フォルモサ(台湾)、西湖(中国語)       
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お元気ですか (はい)

言わせて頂きますが マスターとして練習の 必要があり でないと 忘れます 本当です 二、三週間 誰にも 会わずにいたら自分が 誰なのか忘れました ですから妙な感じです どうして皆さんは私に 会いに来るのでしょう それでぼんやりと 「私はマスター」という 考えを持ち始めます 彼らは師に会いたくて 会いに来るのだと しかしこの考えは ぼんやりとしたもので まるで夢のようでした 皆さんは夢の中で 私に会いに来ましたか あるいは私が夢の中で 皆さんに会ってますか 双方が夢の中にいます 奇妙ですね 昔 私が誰だったか 忘れてしまいましたが 皆さんは覚えています 変ですね 今日はとても感じます 皆誠心誠意で忠実だと でも 私は自分自身に 忠実ではないのです ずっと昔この地位を 捨てましたが 皆さんはまだ ここで叫び泣きます 選択肢がないのです いいでしょう さて もう一つの物語 王様についてです 皆さんは王様の物語を 聞きたいですか(はい) 王様の話がいいですね 私達は 王様になって 戻って来れるかもと 希望が抱けます

最近 中国本土で 都市の裕福で 高潔な人として すぐ生まれ変わる為に 貧しい数人の少女が 自殺した話を 聞きました その話は新聞で 公開されていました その話を聞いて 私本当に怒りました 少女達が正しい教えを 受けていれば 人の出生地は 単純な思いだけでは 変えられないと わかっていたでしょう その方法では 現在の苦しみから 解放されないのです 金持ちになりたければ 今 布施をする努力を しなければなりません 「蒔いた種は 刈らねばならぬ」です 自分の智慧を 開きたければ 印心の登録を せねばなりません 戒律を守り 菜食になります 毎日瞑想し 内面の本性と 智慧を探します 私も皆さんに 智慧をあげられますが しばらくすると 全て 忘れてしまうでしょう 私達は世々代々 無知だったからです 少し経ってしまうと 私達の習慣が 戻って来てしまい 私達に問題を起こし 混乱させるのです そのような瞬間に 失くしてはないので それはなおもそこに 私達の記憶にあり 私達を加護します でもそれでは不十分で それを毎日修行せねば なりません そうしないと どうして釈迦は わざわざ人々に戒律を 教えたのでしょう 出家者には 二五〇以上の 戒律があったのです 解りますか すでに仏陀に じかに会っているので なぜなおも戒律を守る 必要があるのでしょう なぜ菜食を守らねば ならないのでしょう なぜ毎日瞑想せねば ならないのでしょうか 阿難を 例にとってみましょう 彼は最も 知識豊富な人として 最も雄弁な人として 称賛を受けました

彼は二十五年間 毎日 釈迦と過ごしましたが なおそれほど深く 悟りを得ませんでした 仏陀が他界し もう誰も彼を 甘やかしてはくれず それで 彼は兄弟子に 怒られました その時になって初めて 本当に恥ずかしく思い 後悔し 自分で洞窟に 閉じこもったのです 一晩中 誠心誠意 集中して瞑想し 次の日 悟りを開いたのです 求めるだけでは 智慧を得られません 元々この智慧は 沢山のゴミの下に 埋まっていたのです 私達はゴミの世話をし 本来の宝石を忘れて しまっているのです ですから 智慧とは 探し求めて 来るのではありません 私達はとても誠心誠意 謙虚であらねばならず 仏陀を探すのは困難と 知らねばなりません 仏陀は神なる本性です それは難しいですが 不可能ではありません 私達はある方法を 見つけ出し 毎日 修行せねばなりません 私達の内にある本性を 見つけ出すために 毎日瞑想するのです 完全に 本性が何か 思い出せるまでです そうすれば決して再び 忘れることはなくなり 決して無知の状態に 落ちることはないです いいでしょう さあ見てみましょう どのように他の人達が 智慧を探し求めたか 古代のある王様が どのように 智慧を探したか

私達は智慧の探し方を 全て知っていますので この質問を尋ねる 必要はありません さあ 他の人がどう 見つけたかみましょう 王様や高い地位に 就いている人達が 智慧を探したいとき どうすべきだったか 見てみましょう

昔々 一人の王様がいました 彼はもういません 彼を探す必要は ありません ほとんどの王様は もう亡くなっています でも大半の人達はなお 名誉と富を求めます たとえ私達がすでに 全ての伝説的な王達 英雄達 勇者達は 去ってしまったと 知っていてもです 私達は彼らの墓さえも 見つけ出せません 骨とかDNAの名残り 等放っておきましょう でも私達の殆どがなお その幻想的名誉と富を 追い求めるのです それで 私達の偉大なる本性を 最も荘厳なる玉座を 忘れてしまうのです 昔からそうした人が 王だった中で 彼は王でした 彼はとても幸せで 望む物は何でも 持っていました 家臣が周りに群がり 何も不足していません しかしながら ある日 宮廷の料理人が彼に ひどい料理を出したか あるいは 彼が側室と 口喧嘩をしたのか 彼は ひどい気分に なっていました 気分が落ち込んでる時 本性を探し求める 傾向があります そうでしょ とてもいい気分の時 神に祈ったり しないでしょうね 神の名前のことも 忘れてしまうのです 大変な困難な時のみ ひどい思いの時のみ 私達はひざまずいて 祈ります「おお どうか 神の助けが必要です 本当に存在してるなら 私に証明して下さい」 そんな風にです 神は助けるかもしれず そうすれば 感じます 「ヘイ 結局 神様って いるみたいだ そうした天なる存在 そうした仏陀が いるみたいだ」と それでその日 王様は 落ち込んでいました 多分宮廷の事が大変に なったのでしょう 多分 沢山の災害とか 沢山の反乱が あったのでしょう あるいは宮廷で問題が 多数起きたのでしょう とても沢山の側室が いましたから 一、二人の奥さんでも 皆さんは耐えられなく なっていますね

一人はまだ大丈夫です 二人は耐えられません 王には二、三千人の妻 言うまでもありません ある人には二、三万の 妻がいました そうですね もちろん彼らは問題と 無縁ではありません

私達が歴史を読むと どう王達が生き延びて きたのかと思います 彼らはきっと本当に 素晴らしかったのです 一人や二人の妻でさえ 皆さんはもう 頭痛がするのです なぜ国王がそう沢山の 妻を扱えたのでしょう 前に言ったように 彼らは美人を集めては そこで 彼女達を ダメにしたのです 彼女達を「腐った美人」 と言えるでしょう ダメになったからです 多分 その日 二、三千の側室が全員 ストライキに入ったの かもしれません 従わなくなったか 踊るのを拒否したかも しれません 彼はとても落ち込み 座って 内面の自分の 本性を映し出しました しばらく自分の鼻先を じっと見つめた後 彼は 人生には 三つの問いがあると 結論を出しました これら三つの質問に 答えを出せたら 間違いなく幸福な人に なれるでしょう 間違いなく国を強力に 出来る力が持てる ようになるでしょう また 彼の心のイラ立ちも 和らぐでしょう 三つの問いの答えを 見つける事が出来れば 地上に障害がなくなる と彼は思ったのです 克服できないものは なくなるだろうと 答えられない問題など なくなるだろうと これが三つの問いです これが三つの問いです 最初の問いは 何かをするのに最高の 時とはいつかです 物事をする最高の瞬間 とは いつかです 二つ目の問いは 共に働くのに最高の 相手とは誰かです

誰が私達にとって 最も重要かです パートナーとしてです 三つ目の問いは どんな事が 最も重要かです つまり どんな事を 毎日 毎瞬すべきか という事です 人生で 毎日24時間 最も重要な事は何か という事です これら三つの問いこそ 最高に重要な事だと 思ったのです 三つの答えは 更に もっと重要なのです 彼が答えを得られたら 彼は間違いなく 全世界を平和に 治められるでしょう しかし 彼は 自分の問いに 答えが 見つかりませんでした 答えられませんでした たぶん 私達普通の人も やはり度々こうした 問いを発するでしょう 例えば 私達に 何かするのに 最高の時とはいつか 彼は占いで答えを 見つけられたかも しれません あまり考える必要は なかったのです ただ占いを探して 地領神を祭った寺で 靴を二つ投げるのです フォルモサ(台湾) 人はこうした事を するのが得意です 中国人も オゥラック (ベトナム)人も 東洋人もです 占いとは最も単純な 解決策です 地領神の祭ってある 寺に行き 神に自分の将来の 結婚について相談した 人がいました 彼は 少女に恋をして いたのですが 彼女は ある所にホクロがあり 不幸せをもたらすと それで彼は 彼女と 結婚後 運が悪くなる のを心配したのです

それで その人は 地領神を祭る寺で 占いを試みたのです 最初の結果はダメで 二度目もやはりダメで 三度目もまだダメで 十回でついに大丈夫 という答えを得ました という答えを得ました 地領神は 疲れ切ってしまって 両方の靴を大丈夫な 方角に置いたのです 両方の靴が大丈夫な 方角に置かれました それで 彼は家に帰り 少女と結婚しました 地領神に責任を 委ねたのです 私達も度々こうした 三つの問いを抱きます 例えば私達がある事を したいと思っても それをするのに いつがめでたいのか 分りません 開会式で テープカットを しなければならない時 やはりめでたい 日を調べます 例えばですが 「それは何月ですか」 彼は「五月です」と言い 「何日ですか」 「九日です」 私は言います 「おお 九月五日素晴らしい すぐカットしよう」 また 「最適な時間はいつか」 彼は言います 「たいてい ここでは 正午が最適です」 それで 私は言います 「よし正午にカット」 とても簡単です しかしながら 私達が これが最高の時だと 心底から信じれば この時が良くなるので そうでなければ めでたい日であっても 私達が心で 疑いを抱いていれば 良い結果は出ません 時に商売を始めたいと 思って 仕事仲間を 見つけたいと思います その人はプロの能力を 持っている人です 私達にはどの人が 相応しいか分りません やはり自分自身に 問わねばなりません どの人が私達にとって 最高の選択となるか 商売に最も利益があり 最良の仲間は誰かと 同様に 私達が 他の事をしたい時にも あてはまります 時々私達は自分自身に 尋ねるかもしれません すべき事がとても沢山 あるからです 私達は自分自身に 尋ねます 「何が最も すべき重要な事か」と そうすれば 躊躇したりしません 私達はそれを 心を込めてやります 王だけがこれら三つの 問いを尋ねるのでなく 普通の人も しばしば これらを尋ねます そうでしょ (はい) これらの問いに対する最も重要な答えを 皆さん見つけましたか

(瞑想です) 瞑想 それは簡単すぎます 私達の六歳の子供でも そんな事は言えます 皆さんはとても長い間 瞑想していますが なおも答えられません その通りです ある日 私も スタッフに言いました

「多分とても一生懸命 皆さん瞑想してますね たぶん 皆さん全員は もう大丈夫なんですよ もう瞑想を 共修会をする必要が ないんじゃないですか それで 大丈夫ですか」 彼は「そうは思わない」

共修会は 沢山の功徳を生むと 聞きました

皆さんはほんの少し 成長しましたね しましたか (はい) 本当に(はい)

それは本当に 役立ちますか (はい) 皆さんを信じます 霊修行者は嘘を 言ってはいけません 役立ちますか (はい)

いいでしょう その王様はいつも この三つの問いを 考えていたんです 彼はとても長い間 考えていましたが 悟っていなかったので 答えを見つけられ ませんでした ついに彼は ある発令をし それを あらゆる所に貼って 民に知らせたのです これら 三つの問いの答えを 見つけられた者は 大変な褒美に あずかれるであろうと 沢山の富 沢山の土地 高い地位などが 与えられるであろうと その発令を読んで 多くの人が 王様を助けようと 宮殿に行きました 皆が様々な答えを 差し出しましたが 王様はその答えに 満足しなかったのです 答えが適当だと 思いません 例えば ある人は 最初の質問に対して 王様はとても細かな スケジュールを 立てるべきだと提案し 王様は尋ねます 何かをする時はいつか 最も相応しい時かと 彼は国王にとても 綿密なスケジュールを 立てるようにと 教えました 何をすべきか秒単位で そのスケジュール表に 従い毎日 自分の する事をするのです 彼はそう考えたのです こういう風にです 正しい時に正しい事を するでしょうと でも別の人が彼に そんなのは 不可能だと言いました 明日何をすべきか なんてどうやったら 分かるでしょうか 翌日にあらゆる事が 生じるのです

王様が何をしなければ ならないなんて どう わかるのでしょうか 彼がスケジュール表を 作っても思いがけない 事が起こったり 緊急事態が起きて それでも王様がそれに しがみついていたら そうした特別な状況に どう対処できるか どうやって国の重要な 物事を処理できるか 故に彼は提案しました 国王は全ての快楽を 放棄し常に何かが 起きるまで待って 準備を怠らないで いるべきだと そうすればその事だけ 集中でき正しい事が 何か分かります 別の人が 違う考えを出しました 将来どんな瞬間に 何が起こるかなんて 前もって予言し 解決するのは 王には不可能な事です 例え何かが起こっても 王はその時 どうすべきか 考え出せないかも ですから彼は 国王は沢山の賢者から 大きな議会を招集 すべきと提案しました そうすれば 彼らは 国王にどこで いつ 何をすべきか 提案出来るだろうと 王が彼らに 相談できるのです この方がいいでしょう これらの賢者に 耳を貸すことで国王は きっと大丈夫なのです ほとんどの王達は こうしてきましたね まだ一人の人が 同意しないでいました 彼は多くの事がすぐ 決定されねばならない 大きな議会を 召集するのを待って それから話し合ったり 議論したりするのは 不可能だと言いました

時に沢山の異論が 出たりする事なども あるので 時間が無駄になり 王は 本当に良い決定を 下すことが出来ません だから彼は思いました 王が本当に将来 何が起こるのか 知りたければ千里眼を 探すべきだと そして 一日二四時間彼の側で 眠らせておくのです 何かが起こりそうなら 彼はすぐに国王に 警告すれば 十分な時間があって 王は重要な決定が 出来るでしょう 最初の問いに 多くの人が答えを 出せた訳では ありませんでした 二番目の問いにも 様々な答えが 沢山ありました ある人は言いました 王は自分の部下を 完全に信じ 彼らに全ての決定を 下させるべきだと 王はただ 自分の判を押して 彼らに渡すだけです 最初部下が決定を下し 後で彼が判を押すので 大丈夫なのです 彼らを信頼することが 王には必要なのです 別の人が言いました 王は牧師とか尼僧など 出家者に 相談すべきだと 彼らは霊修行者で より穏やかで 神や仏陀と より良い意思疎通を 図っているからだと だから 国の政策を彼らに 託すべきなのです 彼らは医者こそが より知識があると 提案しました ですから どんな事が起きても 彼に相談すべきだと 変ですね 国の政治は 肉体の病気では ないのにです

彼らは頭が変です 別の人は更に 最悪です 王は全て 重要な事を怠け 放り出し 将軍達に やらせるべきだと 彼らが一つの同意に 届かなければただ 放り出してればいいと 沢山の人があらゆる 奇妙な考えを 持ってやって来ました では三番目の問いに 行ってみましょう 三番目の問いが 何か覚えていますか 二番目の問いは 誰が最高の 協力者でしょうか 様々な考えが ありました ある人は出家者を 提案しました ある人は医師です ある人は役人です ある人は将軍です 戦闘を得意とする 人達です 三番目の問いは 日々の生活において 一日二四時間 私達にとって 最も 重要な事は何かです それは常に為されねば ならない事 ということです 一日二四時間ずっと すべき最も重要な事は 何でしょう たぶん彼の言う意味は いつの瞬間でも 最も重要な事は 何かということです そのたった一つの事を 選びたかったのです 例えば すべき 沢山の事があります 私達には 四六時中 処理すべき 沢山の事 沢山の問題があります どう 最重要事項を 何が最高の事かを 見抜けるでしょう そうですね そういう意味です 時に 彼らの翻訳はあまり はっきりしませんので 説明せねばなりません それでこの問いですが どうしたら日々生活で 何が処理すべき 最も重要な事か 分るかということです この問いにも やはり様々な答えが 沢山 集まりました 様々な考えがあり ある人は言いました 日々の生活の中で 何であろうが関係なく 科学こそが 最も重要な事だと 科学こそが最も重要で 選ばねばならない事 であり 拒否する事は 出来ないと 別の人は言いました 宗教的信念が人間に とって 最も必須な 事であり否定しては ならない事だと 他の人が提案しました 最も重要な事は 踊りであると また ある者は戦略であると でも 王は 無言のままでした これらの答えに 満足 できなかったのです 彼は落ち込んだままで 誰にも褒美を 与えませんでした 数夜 眠った後でも まだ彼を喜ばし 満足できる様な答えが 見つかりませんでした ある日 彼はある霊的 隠棲の修行者が ある山の辺鄙な所に 住んでると聞きました たぶん苗栗の丘の上の 西湖でしょう

王は彼に偉大な智慧が あることを聞きました

ついに王は隠棲者を 尋ねる決心をしました しかし 王はやはり 知っていたのです この隠棲者はたいてい 一般人普通の人にしか 会わないという事を 隠遁者は役人や金持ち 権力者をもてなしたり はしなかったのです その様な関係を 持つ事を避けてました ですから 王は躊躇していました この隠棲者が常に金持 権力者に会わないのを 知っていたからです 彼は 一般人 普通の人達に 会うのを好んだのです しかしながら 王は 試したかったのです しかし拒否されるのを 心配しました 彼は王のガウンと 衣服を脱ぎ王冠を取り 服を変えて 普通の農夫に 変装したのです そして 一人でその 丘に登って行きました 側近の一団に 丘のふもとで 待つようにと言って 正面玄関の所ではなく 丘のふもとの 大通りでです

彼は一人で登りました
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