こんにちは。思いやりある皆さまヘルシーライフにようこそ。
最近の研究ではドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPAなどの長鎖オメガ3脂肪酸は、成人では心臓を健康に保つことに、胎児や小児では脳の発達を促進するのに効果があると言われています。
それでその脂肪酸を含む魚や魚油を摂取する人がいます。しかし科学がいう動物由来のオメガ3脂肪酸の医学的な効果とは何なのでしょう。
また、この物質は何よりも体に必要なものなのでしょうか。
本日の番組ではカナダトロント大学栄養科学教授であり、トロント聖ミカエル病院臨床栄養と危険因子改善センター長であるディビッドジェンキンズ博士にこの問についての見解を伺いました。
長年、ジェンキンズ博士は主に食事による脂質又は脂肪が血中で上昇する高脂血症や糖尿病の予防と治療に注目して研究され、このことや関連事項で200以上の論文の発表や他の仕事もされています。
医学におけるその傑出した功績により彼は数々の賞を受賞しています。例えば、カナダ栄養科学学会ボーデン賞、アメリカ栄養大学ゴールドスミス賞、臨床研究部門
そして責任医学内科医会の医学の慈悲へのベンジャミンスポック賞などです。
冠動脈疾患から話を始めましょう。心臓を栄養する動脈が粥腫により狭窄又は閉塞し、心臓に酸素不足をもたらす慢性の状態です。心臓が酸素不足にさらされると心臓発作を起こします。